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「自分なしではチームが回らない」悩む人への助言 限界が来るまで頑張る前に試してほしいこと

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人を見つけて仕事を教える時間がないからと、なんでも自分で抱え込んでしまってはいないでしょうか(写真:jessie/PIXTA)

自営業者は、「うまく人に仕事を任せられない」という罠にはまりやすいものだ。

5分ごとに従業員から質問される

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仕事が忙しいのに、何でも自分でしようとする。助けがいるのはわかっていても、人を見つけて仕事を教えている時間がない!

だから、独りで抱え込み、限界がくるまでがんばってしまうのだ。

僕がこの思考回路からどんなふうに抜け出したか、ささやかな経験談を話そう。

2001年、僕がオンラインCD販売サイトのCDベイビーを設立して3年が経過した頃のこと。

従業員は8人に増えていたが、僕は相変わらず、何もかもを自分でやろうとしていた。

週に7日、午前7時から午後10時まで働き、どんな判断もすべてが僕を通過するような仕組みになっていた。

僕は5分ごとに従業員から質問された。

「デレク、掲載済みのアルバムのアートを変更したいというミュージシャンがいるんだけど、何て答えればいい?」

「デレク、顧客からの電信送金での支払いも受け付けられる?」

「デレク、今日2件注文をくれた人が、ひとつの便でまとめてCDを発送すれば、1件分の送料を返金できるはずだと尋ねてきたんだけど、どうすればいい?」

一日中、質問に答えながら仕事をするのは大変だった。

出社して廊下に椅子を置いて座り、従業員の質問にフルタイムで答えたほうがマシかもしれないと思ったくらいだ。

僕はやがて限界に達した。

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【破綻を避けるために何をしたか】

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