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コロナで大赤字「H.I.S.」牽引する成長事業の正体 あの「変なホテル」が利益を生む事業に成長

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2024年11月にリゾートブランドとしてリニューアルオープンした、『変なリゾート&スパ 関西空港』のロビー。ホテル名に不足ない、独特な内観が日本人はもちろん、インバウンド客にも支持されている(写真提供:H.I.S.ホテルホールディングス)
受付に人がおらず、ロボットや恐竜が出迎えてくれるホテルとして、かつて話題をさらった「変なホテル」。今、その実績が目覚ましい。H.I.S.グループの2024年10月期第3四半期決算を見ると、ホテル事業が、営業利益1016%増という驚異的な成長を遂げている。その立役者が、「変なホテル」だというのだ。
コロナ禍で存在感が薄まっていた同ホテルは、なぜここまでの躍進を遂げることができたのか。経営責任者のH.I.S.ホテルホールディングス 経営戦略本部長 遠藤正巳さんに話を聞いた。

コロナの逆風から1016%増益への軌跡

H.I.S.の2024年10月期第3四半期決算短信によると、ホテル事業の売上高は前年同期比133.3%の171億8600万円、営業利益は、前年同期比1016.5%の26億1800万円。桁違いの伸びを記録している。営業利益の数値は、グループ連結の55億300万円の約47%を占めた。

コロナ禍におけるH.I.S.全体の経常利益は、2020年10月期でー312億8300万円、2021年同期でー632億9900万円、2022年同期でー490億100万円。この数字から見てもホテル事業は、深刻な赤字に陥ったH.I.S.の回復を牽引する存在と言って過言ではないだろう。

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