「無難なビジネスリュック」選ぶ男性が放つ違和感 素材次第で箱を背をっているように見えてしまう

✎ 1〜 ✎ 41 ✎ 42 ✎ 43 ✎ 44
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

一方、フラップ型のデザインに苦手意識がある場合は、レザー素材のビジネスリュックを検討してみてください。質感ある素材ならば、たとえスクエア型でも、単なる箱を背負っているようには見えませんし、ラウンド型であったとしても、直線的なジャケットやスーツの印象に馴染みます。

これはビジネスブリーフを選ぶ条件にも通じますが、「素材の質感は、形状による印象を変えるほどの影響力がある」のです。とくにビジネスリュックの場合、バッグ本体が上着に密着するため、ビジネスブリーフ以上に「質感の影響を受ける」ことは想像に難くありません。とはいえレザー素材のビジネスリュックはお値段も上がるため、価格重視ならばラバー素材も選択肢です。

防水機能のあるラバーのリュックは、そのマットな質感から、ジャケットなどのドレスアイテムに合わせられるもの。化学繊維やレザーに比べて、必ずしもバリエーションが豊富とは言えませんが、化学繊維同様にリーズナブルです。ただしデザイン次第では野暮ったく見えるため、デザインの吟味は求められます。

コスパ重視の場合は何を選べばいい?

つまり私の結論としては、「レザー素材のフラップ型」がビジネスリュックの印象をワンランク上にしてくれるものだという認識であると同時に、どんな形状であっても、レザー素材のものならば野暮ったく見えることはないという考えです。

そしてコスパ重視の場合は、素材にこだわらずフラップ型を選ぶこと。ここまでビジネスリュックの印象をワンランク上に変える選び方をお伝えしてきましたが、着こなしについても注意が必要です。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事