「34歳の転職」は自分の"市場価値"に要注意 Uターン転職で気をつけるべきこと

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そして最後ですが、これは転職を考える人全般に当てはまるのですが、何かひとつの要素が嫌という理由で、現在の職場や仕事のすべてを嫌にならないで、冷静に新しい職場候補との比較検討をすべし、ということです。

仕事に限らずに、何か大きく嫌な要素があるとほかのささいなことも含めて、あれもこれもすべて嫌だ、という感じになることがあるかと思います(その逆もまたしかりですが)。だからこそ、冷静に本当に嫌なのは何かを考え、現在の職場に残るという選択肢を否定することなく考える必要があります。転職というものはあくまでも手段であり、目的ではありませんので、ぜひ冷静に考えましょう。転職自体が目的化した、冷静さを失った転職は、結局、同じ問題でストレスを抱えることになるなど、決してうまくいきませんので気をつけてください。

ネガティブな側面ばかり見ない

たとえば、現在の勤務先がどこかの子会社になりそうだということですが、その先にはもしかしたら親会社のリソースを活用した海外展開の道が開けて、中国語をはじめとする語学に堪能な方の活躍の場が広がるなんてことも考えられます。そのあたりは社内で情報収集をしたり、今回の提携の目的が何なのかを考えてみたり、親会社となりそうな会社の業務内容やスタンスなどを見つつどんな可能性がありうるか、そしてそれは井上さん自身にとってどのようなインパクトがありうるのかを考えるべきです。

大事なことは、ネガティブな側面だけでなく、アップサイドを含めて冷静に、現在だけでなく、将来のことも含めて考えてみるということです。
ご自身でどんな業務が合っているのかがわからなくなっている、ということですが、まずは上記のようなことを具体的に考えつつ、ご自身を理解することが最初の一歩となります。

井上さんは思い切って家を購入することができるなど、大胆な行動もできる方なのだと思います。後は、大胆さに加えて、冷静さを身に着けることができれば完璧なのかもしれませんよ。理想とする職業が見つかるよう応援しております。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

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やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

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