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「ベンツ」ベースのキャンピングカー導入の真相 日本初上陸となるドイツ「ウェンズバーグ」

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ほかにも、このモデルには、車体右側の中央部に95Lもの清水タンクを備える。ハイエースをベースにした一般的なキャンピングカーの場合、清水タンクは50L程度。より大容量のタンクを持つことで、旅先でも調理やシャワーなどで、心置きなく水を使うことができるのも魅力だという。

2000万円を切る価格設定

ケアコンパクト スイートMB640MEGの運転席まわり(筆者撮影)

なお、このモデルの車両本体価格(税込み)は、展示車両の場合で1730万円(諸費用別)。今回取材時には、他メーカーの欧州製キャンピングカーも展示されていたが、例えば、イタリアのライカ(LAIKA)製「クレオL5009(KREOS L5009)」が展示車の車両本体価格(税込み)で3454万円。フィアットの商用バン「デュカト」をベースとし、全長7890mmとより巨大なクラスAモーターホームと呼ばれるモデルだ。ホワイトレザーのシートなどを使った内装はかなり豪華で、プルダウン式ベッドが電動で昇降できるなど、より使い勝手のいい装備も持つ(乗車定員4名、就寝人数4~5名)。

クレオL5009の外観(筆者撮影)
クレオL5009の内装(筆者撮影)
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ケアコンパクト スイートMB640MEGは、このライカのような、よりラグジュアリーな最上級モデルと比べると、装備などはやや劣る感もある。だが、メルセデス・ベンツ車がベースのキャンピングカーは、滑らかな走りなどに定評がある。それに、なんといっても、あの「ベンツ」マークが付いているのはステータスだ。それでいて、2000万円を切る価格。もちろん、ハイエースなどをベースとした国産モデルなどと比べると、それなりに価格が高いことは確かなので、販売台数は限られるだろう。

だが、キャンピングカー市場は、需要の伸びにより、多様な嗜好のユーザーが参入している。そのため、例えば、ハイエース系モデルからステップアップする最初の車種としてなど、本格的キャンピングカーのエントリーモデルとして一定のニーズはありそうだ。

依然として活況なキャンピングカー市場。その中で、とくに海外の高級ブランド製モデルは多くのユーザーにとって憧れであるだけに、新規参入の当モデルが、市場にどのようなインパクトを与えるのか今後注目だ。

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