イマイチだった春ドラマ、最終回も「ガッカリ」続出 「なんだこりゃ・・・」記憶喪失劇、不倫モノそれぞれの反響

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「広瀬アリスさんと眞栄田郷敦さんがカップルを演じた月9『366日』(フジテレビ系)は、HYの名曲をモチーフに学生時代から両思いだった2人の恋の行方を描いたものですが、1話で郷敦さん演じる青年が事故に遭い記憶を失います。

そこから学生時代の思い出と現在を行ったり来たりで、もどかしい展開が続き、最終回では実は彼は前から記憶が戻っていたという……」

好評作品とモヤモヤ作品

対照的に、結末が好評だったのは生見愛瑠が初主演を務めた『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)。ある事故で記憶を失ったヒロインが手元に残された男性用の指輪を手がかりに、恋の相手と本当の自分を捜していくラブコメディー。

「当初は設定が映画『指輪をはめたい』のパクリなどと言われていましたが、めるるを含め出演者がフレッシュでかわいらしく意外と視聴者からの評価が高かった。登場人物に誰も悪者がいなかったという結末にほっこりでしたね」

“めるる”こと生見愛瑠
“めるる”こと生見愛瑠(写真:週刊女性PRIME編集部)

 King & Princeの永瀬廉でさえも、逆風をはね返せなかったようだ。

『東京タワー』(テレビ朝日系)は永瀬さん演じる大学生と板谷由夏さん演じる建築家の切ない不倫ラブストーリーのはずが、最終的には永瀬さんと友人役の松田元太さんが東京タワーの前で乾杯してワチャワチャするという訳のわからなさ」

ラストで盛り返しが期待されたのはテレビ朝日開局65周年記念ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)。木村拓哉主演の豪華キャスト大集合で当初から話題だったが、

「無実の罪を着せられて四面楚歌だったキムタクが脱獄し、1話で敵ムーブをしていた人が結局、ほぼ味方に。竹内涼真さんは中盤で、斎藤工さんや山本舞香さんは最終話で突然、擁護に回り、伏線回収も何もない。上川隆也さんや濱田龍臣さんが逃亡を手助けした背景も解決されないし、どうせなら余命1年の妻・天海祐希さんが奇跡の回復をしてハッピーエンドにしてほしかった

残ったのはモヤモヤばかり─。

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