他人を承認しようと思っていると、意識が外に向くため、内にこもらず気持ちが晴れやかになります。当然、他人を承認すれば、されて嫌な人はいませんから、その人はあなたに対して好印象を持ちます。
結果、人間関係は会社、友人、家族など、とても良くなるはずです。また、「他人を承認しよう」という意識でいると、人が怖くなくなります。何を言われるだろうか、何か批判されないか、と恐れる必要がなくなります。
恐れるのは「自分が承認されるかどうか」に意識が向いているからで、その意識を相手の承認に向けていると、過度に人を恐れなくて済みます。そうすると会議で発言したり、プレゼンしたりするのもあまり怖くなくなり、緊張度が低くなります。
他人を承認する具体的な方法とは?
3つ目の理由は「他人を承認する具体的な方法がイメージできていない」ということです。「承認する」といっても、具体的に何をしたらいいかわかっていないのです。では、どうしたらいいのでしょうか。
基本は「声をかけて、質問して、話を聞く」。この3点セットで承認するのが良いと思います。
オフィスで誰でもいいから「元気?」など、相手の存在を承認するつもりで声をかけてください。相手の顔は華やぎ、声は良いトーンになるはずです。
続けて、なんでもいいから質問してみましょう。「最近、仕事の調子はどう?」。そして、あとは笑みを浮かべながら、基本は黙って相手の話を聞く。
最初は、大して相手は話してくれないかもしれません。でも繰り返し声をかけ、質問をして聞く。心に太陽をぴかぴか光らせながら。これを職場で一人ずつみんながやったら、きっと組織は変わっていくと思います。
まずは今日から、自分から、周りの人の存在を承認して、自分自身を、そして周囲を幸せホルモンで満たしてみませんか?
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