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世界の流れを傍観する日本人・日本企業の悪癖 隣県の動きでさえ知らずリスクばかりを語る日本人

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TSMC熊本工場(写真:Yuki Furukawa/Bloomberg)

「世界は広く、やることは多い」と創業者が訴え、1970~80年代に世界中に拠点を築いた韓国の財閥・大宇(デウ)グループ。97年の金融危機で過剰債務があだとなり崩壊してしまったが、90年代前半に当時の役員が筆者にこんなことを言った。

「日本企業が進出している所では勝てないですから、そんな国を避けて進出したんですよ」

70年代末に「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と評され、欧米に基盤を築いていた日本企業にはかなわない、だから大宇など韓国企業はリスクを承知で、東欧や中東など日本企業が手薄な市場で工場や拠点を着実に広げていった。

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