イオンモール東久留米「展望席フードコート」の至福 東京随一「名水の街」を歩き、"バス推奨"イオンへ

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窓際に陣取り、眼下の駐車場に並ぶ色とりどりの車を眺めていると、先に呼び出しがあったのは中華そば青葉。ここで失敗に気付く。なぜいきなり麺類を頼んでしまったのか。いきなりステーキに行くべきだった。案の定、いきなり!ステーキにそれなりに待たされる。

初めて食べる、青葉の中華そば(筆者撮影)

火曜日限定でラーメン大盛り無料なのもアダとなった。無料といわれれば頼むのが人情ってもんだろう。その貧乏性ももちろんアダとなっている。待っている間にどんどんと麺がスープを吸収していく。

ようやく両者が卓につき、ワイルドステーキと中華そば、普段は顔を合わせないタッグの記念写真を撮影し、さっそく中華そばにがっつく。食べるまでは海苔とチャーシュー、メンマでそれなりに着飾っていたが、冷まそうと混ぜたところ、大量の麺が姿を現した。

食べ切れるか一瞬不安になったが、食べ切るしかない。満腹中枢が刺激されて満腹感を覚えるが早いか、食べ終わるのが早いか。いったい何の戦いを強いられているのだろう。

たくさんのクルマを眼下に、はいチーズ(筆者撮影)

鉄板を駆使して良い塩梅に肉に焼き目を付けつつ、麺がこれ以上肥大化するのを防ぐために絶え間なくすすり続ける。とにかく忙しい。それが楽しい。気付けばあっという間に平らげていた。

【画像】イオンモール東久留米の「フードコート」は身近なオアシス、地域住民の憩いの場だった…とにかく自然が豊かな東久留米の風景と、フードコートの様子を見る(39枚)

おやつはまたフードコートに戻ろうか

突然のフードファイトで温まった体を、紙コップ1杯の水で冷やし、潤す。この水は、先ほど見てきた湧水地から採ったものであろうか。答えは神のみぞ知る。

建物に隣接する「むさしのGreen Park」でもうひと歩きして、おやつはまたフードコートに戻ろうか。

隣接するむさしのGreen Park(筆者撮影)
食べた分はしっかり歩く(筆者撮影)
鬼頭 勇大 フリーライター・編集者

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きとう・ゆうだい / Yudai Kito

フリーライター・編集者。熱狂的カープファン。ビジネス系書籍編集、健保組合事務職、ビジネス系ウェブメディア副編集長を経て独立。飲食系から働き方、エンタープライズITまでビジネス全般にわたる幅広い領域の取材経験がある。

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