高度な技術力が不要になったサイバー攻撃
――高度な知識や技術を不正な行為に用いる「ブラックハッカー」になるのは、どんな人ですか。
もともとハッカーは、社会を賑わすことが大好きな愉快犯のような人が多かったのですが、最近はサイバー犯罪のビジネス化が著しく、経済的な利益の追求が主流になっています。
ハッキングが儲かるようになったことでビジネス基盤が整備され、テクノロジーを悪用したい人や攻撃者の組織と、エンジニアがマッチングしやすくなっているのです。
金銭のやり取りも仮想通貨で行えるようになったことで、エンジニアは匿名性を保ちながらカジュアルに攻撃者側と接触できるようになりました。
加えて、表の世界でクラウドやSaaSが普及したのと同様に、裏の世界でもサイバー犯罪をサポートするサービスが普及しています。
