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賛否両論!「ベルマーク」をどうするべきか 「大好き派」と「勘弁して派」は共存可能?

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  • 大塚 玲子 ノンフィクションライター

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(写真:kenzy/PIXTA)
子どもがいる人は、ほぼ誰もがかかわることになるPTA(Parent-Teacher Association)。学校と保護者、地域との橋渡し役を期待されるこの組織には、さまざまな謎や問題が付きまといます。いったいPTAとどうかかわるべきか?『PTAをけっこうラクにたのしくする本』の著者・大塚玲子が迫ります。

前編: ベルマークは勘弁!母たちの切実な叫び

「楽しい!」というお母さんも確実に存在

前回はベルマーク活動の歴史や意義、そして「ハンパなく煩雑な仕分け&集計作業」という難点についてお伝えしました。母親たちから悲鳴が上がる理由は、よくおわかりいただけたと思います。

それではなぜ、ベルマーク活動はなくならないのでしょう? こんなにも「ベルマークは勘弁して!」という声が上がっているのに、どうして今も皆さんの子ども時代と変わらない形で続いているのでしょうか?

理由はいろいろあると思いますが、そのうちのひとつは、「ベルマーク活動が楽しい」「大好き!」というお母さんたちも確実に存在することです。お茶を飲んだり、おしゃべりしたりしながら作業できるので、「楽しいコミュニケーションの場」と感じている人も少なからずいるのです。

筆者も、その気持ちはわからないでもありません。ベルマーク活動の経験はないですが、たまにみんなでPTAルームに集まり、ちょっとした作業をする時間は意外に「楽しい」と感じます。自営なので、専業のお母さんたちと同様にふだんは大体家にいますから、たまに人と会っておしゃべりできると息抜きになるのです。

ただし、そんなふうに思えるのは時間に余裕があるときだけです。忙しいときや、頻度があがって「たまに」じゃなくなったときは、やはりつらく感じます。「この時間にアレができたら……」と用事を思い浮かべながら、頭の中で貧乏ゆすりをしていることも。ほかの人も同じだと思います。

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【必ずしもコミュニケーションの場として機能していない】

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