東郷町長「ハラスメント辞任」激しい呆れの根源 「お前らの脳みそは鳩の脳みそより小さい」

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報告書では、具体的なハラスメント事例も列挙されている。「お前らの脳みそは鳩の脳みそより小さい」「最上級のあんぽんたん」などの発言のほか、同性愛者を示すポーズをしながら「こっちなのか?」、手術を控える女性職員に「いつ、巨乳になって帰ってくるの?」などと言い放ったとされる。

言葉だけでなく、行動でもセクハラ認定されている。

たとえば、町のキャラクターの着ぐるみに、女性職員が入っていると認識しつつ、抱きついた行為。町長は「女性が入っていると知らなかった」と主張しているというが、複数の職員が、抱きつく前に町長は女性職員が入っていると確認したうえ、抱きついた後に「これってセクハラじゃないよな」と言っていたと回答。

また、一般論として「誰が入っているか全く聞かずに着ぐるみに抱きつくことはおよそ考え難い」として、セクハラだと判断している。

東郷町長のハラスメント発言
東郷町長のハラスメント発言

 

東郷町長のハラスメント発言

 

東郷町長のハラスメント発言

 

東郷町長のハラスメント発言

 

東郷町長のハラスメント行為

 

東郷町長のハラスメント行為
調査報告書に記された、井俣氏によるハラスメント行為

 

調査報告書に記された、井俣氏によるハラスメント行為
井俣氏によるハラスメント行為
調査報告書に記された、井俣氏によるハラスメント行為(出所:調査報告書

井俣氏は東郷町議会議員を経て、2018年に町長に就任。現在2期目だが、ハラスメントは、町長就任1期目から行われていたとされる。2期目の折り返しを目前に、第三者委員会の報告を受けて、井俣氏は4月24日に辞職願を町議会議長へ提出した。

「受け手の感じ方が重要」との弁明(?)も

一連の騒動は、2023年11月14日の中日新聞報道が発端となった。ハラスメントの言動が報じられたことで、井俣氏は16日に記者会見を行い、「そういう認識は、申し訳ないですが持っていない。セクハラと言われればセクハラだ」と発言し、「受け手の感じ方が重要だ」との考えを示した。

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