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企画の発想術は『茶の本』が説く茶室から学べ 岡倉天心『茶の本』でプロデュース力を磨く③

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  • 秋満 吉彦 「100分de名著」プロデューサー

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岡倉天心『新訳 茶の本』大久保喬樹 訳/KADOKAWA

前回は、チームプロジェクトの肝を『茶の本』から見た。そして本書からの学びは、企画発想術にも及ぶ。著者の岡倉天心は、茶室の設計思想にこそ「茶の精神」の根幹が込められているという。

茶室は古来「すきや」と呼び習わされてきたが、それには3通りの漢字を宛てることができる。「空き家」「数奇家」「好き家」だ。この3つを、私は企画を発想するうえで大事な基準としている。

「空き家」と「数奇家」

「空き家」は、文字どおり、まったくの空っぽな空間。つまり、茶室が万物を受け容(い)れることのできる「虚」であるということ。

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