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コロナ禍前水準へ回復した非正規雇用の今後 鮮明になった新潮流は労働市場をどう変えるか

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  • 太田 聰一 慶応義塾大学経済学部教授

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(写真:ロストコーナー/PIXTA)

昨年後半、雇用者数は6100万人を超え、コロナ前を上回って、過去最大となった。それを後押ししたのは、非正社員数の回復だ。コロナの影響で一時大きく減少した非正社員数は、昨年後半に大きく盛り返してほぼコロナ前の水準に戻った。

非正規社員の意識変化

そうした中で、明確になりつつあるのが、非正社員の意識の変化だ。総務省の労働力調査では、非正規の仕事に就いている理由を尋ねているが、何らかの制約によって仕方なく非正社員になっているというニュアンスが薄れ、働き方の選択の結果として非正規の仕事に就いたという色合いが強まっている。具体的には「自分の都合のよい時間に働きたいから」とする人の割合が、コロナ前の約3割から最近では4割近くまで上昇している。

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