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プーチンが利用する北朝鮮の「不都合な真実」 北朝鮮を「核保有国」として認めるロシア側の意図

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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領
ロシアのプーチン大統領(写真:アフロ)

「北朝鮮は独自の核の傘を持っている。彼らがロシアに協力を要請したことはない」。3月13日、ロシアのプーチン大統領は、ロシアメディアとの長時間のインタビューでこのように発言した。その真意をめぐり、世界の北朝鮮ウォッチャーが悩んでいる。

インタビューが実施されたのは、3月15〜17日に行われたロシア大統領選挙の直前である。5回目の当選が確実とされているプーチン氏がさらなる支持を得るために用意されたものだ。国内問題やウクライナ戦争に関する欧米との対立についての考えなど、幅広い内容の質問にプーチン氏はよどみなく答えた。

しかし、冒頭の発言は刺激的な内容だ。この発言が伝えられると、韓国は「ロシアが北朝鮮を核保有国として認めた」「核の傘という言葉を使いNPT(核不拡散条約)体制に挑戦するかのような意志を示した」と騒然となった。

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