かまいたち濱家「薬剤師蔑視で炎上」も同情の理由 変数が多すぎると個人の努力で防ぐのも限界が

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薬剤師法では、調剤した薬剤について、患者らに必要な情報の提供や、薬学的知見に基づく指導を行わなければならないと、薬剤師に義務づけている(第25条の2)。また第24条では、処方箋に疑わしい点があった場合には、医師らに問い合わせて、その部分を確認した後でないと、調剤してはならないと定めている。違反者には罰則も設けられている。

こうした前提もあって、SNS上では「薬剤師という職業を軽視しているのでは」など、一連の発言に対しての非難が相次いだ。

炎上を受けて、濱家さんは「処方箋の件、考えなしに失礼な事言ってしまいました」と反省。馬場園さんも、友人の薬剤師から「我々の仕事は医師が処方した薬を最終チェックする役目があるんやで!」と言われたというエピソードを明かしつつ謝罪した。

加えて、番組公式サイトにも「窓口で薬剤師が症状等の確認をすることは、法律(薬剤師法)に基づいた適正な業務であることなど、薬剤師に関する番組側の認識が不足していました」との謝罪文が掲載された。

「絶対に良くない発言でした」と謝罪

濱家さんは後日、改めて「全ての職業をリスペクトしています。ただ、メディアに出る人間として、この発言を誰がどんな気持ちで受け取るか考えが至っていない時点で絶対に良くない発言でした」と投稿。

薬剤師をテーマにした漫画『アンサングシンデレラ』を読み、「自分が想像している以上に大変なお仕事だと分かりました」とコメントし、「誠実な謝罪だ」といった反応が出ている。

(「かまいたち濱家」Xより)

なお3月10日現在、山内さんから本件に関するSNS投稿はない。

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