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一般人はDXをどこまで知っておけばいいのか DXに貢献できる人材になるためのはじめの一歩

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  • 嶋田 毅 グロービス経営大学院教員、グロービス出版局長
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それを自社でやるのか、あるいはアライアンスでWin-Winの関係を作ることで実現するのか、またあるいは自社はプラットフォーム化することを目指し、アップルのiPhone+iOS+App Storeのような存在としてビジネスエコシステム(生態系)の中心となることを目指すのか。大量に生成されるビッグデータや、デジタルテクノロジーでできることを理解し、大局的な視点でビジネスモデルを構想できる能力が、企業やビジネスパーソンに求められるようになっているのです。

DXに貢献するために

「そうはいっても新しいビジネスモデルを考えるなんて」と思われた方も多いかもしれません。たしかに新しいビジネスモデルの構想は、経営陣や事業部長クラス、あるいは企画部の仕事という側面はあります。経営学の知識も必要です。また、多くのDXは最初はトップダウンで行われるものです。最初からそこに関与できないという人も多いでしょう。

ただ、どのようなDXであれ、どこかのタイミングでボトムからの提言が重要になるフェーズは必ず来るものです。トップが企業を取り巻く環境のすべてを把握するのは不可能ですし、顧客の声はむしろ現場の社員のほうがより生々しく感じることも多いからです。

そうしたときに、いきなり新しいビジネスモデルを提言とまではいわないまでも、「こんなことができたら顧客は喜ぶと思います」「このツールでこんな価値を提供できたので、標準化して横展開できたら効果的と考えています」「この企業と組むと面白いことができると感じます」といったことをぜひ提言してみましょう。顧客に直接触れない部署の人であっても同様です。創造力を豊かにして、新しい提供価値や、その提供方法を考えてみましょう。

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