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中国AIスタートアップ「創業半年で450億円」調達 アリババ、テンセント、シャオミがこぞって出資

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百川智能は大規模言語モデルの開発で期待を集め、創業からわずか半年でユニコーン企業の仲間入りを果たした(写真は同社ウェブサイトより)

中国のAI(人工知能)スタートアップ企業で、2023年4月の創業からまだ半年の百川智能(バイチュアンAI)が、3億ドル(約449億円)の資金調達に成功した。10月17日に同社が発表した。

今回の資金調達は5000万ドル(約75億円)を調達したエンジェルラウンド(最初期投資)に続くもので、投資家リストには中国のEC(電子商取引)最大手の阿里巴巴集団(アリババ)、ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)、スマートフォン大手の小米(シャオミ)など中国IT業界の著名企業が名を連ねた。

検索大手の元CEOが創業

百川智能は現時点の企業評価額については明言せず、今回の資金調達を通じて「わが社はIT業界のユニコーンの仲間入りをした」とだけ発表した。一般的には、ユニコーンの定義は評価額が10億ドル(約1495億円)を超えるスタートアップ企業とされている。

同社を創業したのは、中国の検索サービス大手の捜狗(ソーゴウ)でかつてCEO(最高経営責任者)を務めた王小川氏だ。捜狗は大手ポータルサイトの捜狐(ソーフー)から2010年にスピンアウトし、王氏がCEOに就任した。

だが、親会社のソーフーは2020年にソーゴウをテンセントに売却。翌2021年、王氏は11年間務めたCEOを退任し、中国IT業界の表舞台から姿を消していた。

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