「無気力状態を打開」東大生のユニークな解決方法 やる気が続かない時はどうすればいいか?

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まず、スーパーで12個入りの卵を買ってきます。そしてその卵をキッチンで12個、1個ずつ丁寧に、割っていくのです。とにかく、自分の手で卵を1個ずつ割っていくのです。割った卵は、調理して美味しくいただきましょう。

意味がわからないですよね。そんなことをしてなんの意味があるんだ?と考える人も多いでしょう。実際、僕もこの話を聞いたときは「はあ?」と言ってしまいました。でも、話を聞いて納得しました。

卵を割ると、「1つのことを成し遂げた」ような気持ちを得ることができるのです。「無気力な状態」というのは、頑張っても達成感がないときに発生するものです。やっていることに意味を感じられず、努力したくなくなってしまうから、「無気力」になってしまいます。

だから、なんでもいいから「やった」という感覚の残るものをやってみるのがおすすめなのです。そしてその際たる例が、「卵割り」なのだそうです。

実践していた東大生曰く、「実際に触感として、『1つのことを終わらせた』という感覚を10回以上簡単に得られるのは、卵割りしかない」とのこと。その人はほかにもいろんなことをしたそうですが、卵割りがいちばんだったのだそうです。たしかに実際にやってみると、ちょっとした爽快感があり、なんとなく充足感が生まれますよね。

無限プチプチで達成感を味わう

「卵割り」以外の例を挙げると、自分のことで恐縮なのですが、僕は「無限プチプチ」という商品を愛用していました。

包装材の1つで「プチプチ」と呼ばれるものがありますよね? あれが無限にできる、という商品があるのです。何度でもプチプチを潰していく感覚が、簡単に得られるという商品です。僕は2年の浪人生活の中で、ちょっとやる気がなくなったときに、何度も何度も、1つ1つプチプチと潰していくことで、気持ちが晴れて、なんとなく達成感を持つことができ、「よし、新しいことをやろう」という感覚を簡単に得ることができました。

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