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「子どもには新しい経験を!」親の願望に潜むワナ 発達障害の臨床医が教える「逆説的子育て論」

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  • 本田 秀夫 信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授
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(画像:『マンガでわかる 発達障害の子どもたち』)

「いつもと同じ」が楽という感覚

自閉スペクトラムの特性がある子には、このマンガのように「いつもと同じ」であることへのこだわりが見られる場合があります。親としては、「どうしてこんなに抵抗するんだろう」と思うかもしれません。

でも、誰にでも「いつもと同じ」であるほうが楽だという感覚はありますよね。例えばパジャマのズボンのように、どちらが前なのかが一目ではわかりにくい衣類を身につけるときには、前うしろを逆に着てしまうことがあります。それでは生活ができないというわけではありませんが、やはり前うしろが逆になっていたら違和感があり、穿き直します。これも「いつもと同じ」を好むことのひとつの例です。

衣類の前うしろには多くの人が違和感を持つと思いますが、そのような感覚をもっと多くの場面で持つ人もいます。例えば、家具の配置が変わるとモヤモヤする人もいます。

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