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多様なウェルビーイングが起業家精神を育てる ワーク・ライフ・バランスという言葉への違和感

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  • 井上 達彦 早稲田大学商学学術院教授

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(写真:metamorworks/PIXTA)

巷間よく耳にするウェルビーイング(幸福)やワーク・ライフ・バランスだが、違和感を抱く人もいるはずだ。本来、幸福感は多種多様であるにもかかわらず、これらの言葉からはワークは仕事として割り切り、残りのライフを充実させようという型にはめられたイメージが残る(もちろん、これは適切な捉え方ではない)。

型にはまったバランスであれば、ガイドラインや規制によって実現するのかもしれない。しかし、個性的な幸せとなると、そんな単純な話ではない。スティーブ・ジョブズが「キャリアではない、これは私の人生だ」と言ったように、ワークを統合したライフというものもありうる。

ワークとライフのメリハリをつける

このような意識が強いのがアントレプレナーである。彼らに尋ねてみると、「仕事とライフを分けないほうが幸せになれる」「マグロのようにつねに泳ぎ続けていないとダメ」「自分の性格として不確定な未来のほうが好き」というコメントが返ってくる。そもそもワーク・ライフ・バランスの意味するところが理解できないと感じる人もいる。

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