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【産業天気図・不動産業】ファンドも入り乱れて落札価格が高騰。金利上昇がない限り晴れ間は続きそう

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●お天気概況
 3月下旬に公表された今年1月1日時点の公示地価では、東京都心5区の平均地価が実に15年ぶりの上昇を記録。地方圏でも前年の6.5%減から6.0%減へ8年ぶりに下落幅が縮小し、下げ止まりの様相を見せ始めている。特に都心の好立地ではファンドも入り乱れた入札競争の激化で、落札価格が高騰。ファンドの転売先であるJ‐REIT(不動産型投資信託)が今年10法人ほど上場を予定していることも市場の過熱化を促している。

●今後の注目点
 バブル期と違うのは、あくまでインカムゲインを前提にした価格付けが行われていること。利回りは3~4%台に低下したが、現在の低金利状況でイールドギャップ(不動産の利回りから借入金利を引いたもの)は確保できている。ただ今後、金利上昇局面があればイールドギャップが縮小し、調整局面が訪れることもあるだろう。
【藤尾明彦記者】


(株)東洋経済新報社 電子メディア編集部

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