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世界のメディア王として知られるルパート・マードックは、これまでトランプ前米大統領の擁護者として知られてきた。
マードックが所有するニューズコープ傘下のメディアには、「フォックス・ニュース」「ニューヨーク・ポスト」「ウォールストリート・ジャーナル」などがあるが、中でもフォックス・ニュースは、トランプ大統領在任中に「国営放送」だと揶揄されるほどトランプを持ち上げていた。
ところが今、そのマードックとトランプが決裂状態にある。
その兆候は、2022年の初夏からあった。タブロイド紙のニューヨーク・ポストは社説で、いつまでも2年前の大統領選挙での不正を主張するトランプのことを「自身のエゴのとらわれ人になった」と批判。共和党は未来に目を向けて前進すべきだ、と訴えたのだ。
