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日朝首脳会談から20年、成果なしの現実を見よ 「圧力」と叫ぶだけの対北朝鮮政策に戦略なし

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全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会で挨拶する岸田首相(写真:首相官邸HPより)

「自衛隊を使い、拉致被害者の救出を!」。10月23日に行われた「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」での地方議員の発言に、参加者の一人は思わず耳を疑った。「被害者の居場所など現地の情報がない中で、自衛隊を派遣できるのか」と。

筆者は2013年にも、専門家100人を集めた北朝鮮に関する政府シンポジウムで同じような発言を聞いた。自衛隊出身のジャーナリストが、「自衛隊の特殊部隊を派遣すべきだ」と主張。このときは同席していた自衛隊空挺部隊出身の軍事評論家が、「情報も何もない中で派遣しても自衛隊員が犬死にするだけだ」と否定し、高揚した会場の雰囲気が一気に冷めた。

20年経ち成果はあったか

初の日朝首脳会談から20年。5人の拉致被害者が帰国して以降、状況は何ら変わっていない。新たに帰国した人もいない。そして、最も変わっていないのは、北朝鮮に対する日本の姿勢だろう。

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