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FRBは景気を犠牲にしてでも物価安定を優先する 金融市場は米国の景気後退を強く意識し始めた

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  • 木内 登英 野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト

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6月22日、米国議会で証言するFRBのパウエル議長(写真:Ting Shen/Bloomberg)

FRB(米連邦準備制度理事会)は、6月14~15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、1994年11月以来約27年半ぶりとなる、0.75%の大幅な政策金利の引き上げを決めた。政策金利であるFF(フェデラルファンド)金利の誘導目標は、これで1.5~1.75%となった。

FOMC参加者によるFF金利の予想中央値は、2022年末が前回3月時点の1.9%から3.4%へ、23年末時点は2.8%から3.8%へと大幅に引き上げられた。ただし、24年末の見通しは3.4%であり、23年から24年にかけて利下げに転じる見通しが示されている。

FF金利先物市場は、23年4月ごろにFF金利が3.5%程度まで引き上げられた後に頭打ちとなり、23年後半には引き下げられることを明確に織り込んでいる。

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