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必要な英語は人それぞれ 大事なのは意見を持つこと 朝日新聞記者 刀祢館正明氏に聞く

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とねだち・まさあき 1957年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒、朝日新聞社入社。学芸部、オピニオン編集部などで文化、論壇、オピニオンを担当。2003〜04年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員研究員。13年から7年間「英語をたどって」を連載。(撮影:今井康一)
英語が出来ません(刀祢館正明 著/KADOKAWA/1870円/268ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。
岡倉天心の弟で英文学者の岡倉由三郎は、学校で5年間英語を学んだ長男について「普通な英書も読めず、卑近な英文も書けず」と評している。111年前から、日本人と英語の関係はあまり変わっていないようだ。

今度は都立高入試で「話す」 「大人の思い」背後に感じる

──身もふたもないタイトルですが、ご自身と英語の関係は?

タイトルは出版社の編集長のアイデアです。最初は驚きましたが、日本人の多くが「できない」と嘆いていることと、私自身がそれほど「できない」こととが掛かっていて、今は気に入っています。

英語は、中学では好きで得意な科目でしたが、高校で全然わからなくなり、大学進学は無理かと悩んだほどでした。浪人して何とか大学に入れましたが。

新聞記者になり、一度は海外に出たいと思って30歳前後に再学習を始めました。英語学校に通ったり、社会人の勉強会に参加したり。英語を学ぶさまざまな人たちと出会う中で、私たちにとって英語とは何だろうと思ったのが、取材のきっかけです。

やがて記者としてのライフワークの1つのようになり、英語を通して日本人や日本社会を考えたら面白いだろうと、機を見ては取り組んできました。歴史や社会の視点も忘れないようにしています。

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