都会的な青山キャンパスや「英語の青山」のイメージが強い青山学院大学だが、03年に開設した相模原キャンパスから理系の先端研究が生まれている。相模原には理工学部をはじめ、文理融合型の地球社会共生学部など4学部を併設。阪本浩学長は、「昔からトップレベルの先端研究を手がける先生はいたが、個別で行っており目立たなかった。組織化して学外へ発信していく」と話す。ここ4年ほど理系を青学の研究力アップの牽引役とすべく、さまざまな取り組みを進めてきた。
18年に学長をトップとした総合研究機構を立ち上げ、30年以上の歴史を持つ「総合研究所」(総研)と、18年創設の「総合プロジェクト研究所」(総プロ)を組み込んだ。総研は学内資金で運営されるユニット群であるのに対し、総プロは科学研究費や企業との共同研究など、外部資金によるプロジェクトで構成される。総プロの研究数は20超にまで増加。外部資金総額も16年に4億9000万円だったのが5億7000万円となった。
19年には組織を支えるURA(University Research Administrator)が配置された「リエゾンセンター」を設置。外部資金の獲得や企業との橋渡しなどで研究を支えつつ、相模原市や地域企業との連携も進めていく。
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