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「世界レベルの研究を国内外へ発信していく」 学長が語る|明治大学学長 大六野耕作

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だいろくの・こうさく 1954年生まれ。明治大学法学部卒業。同大学院政治経済学研究科博士課程満期退学。明治大学政治経済学部長などを経て2020年に学長就任。大学ではラグビー部の部長を務めていた。専門は比較政治学。(撮影:今 祥雄)

──今年創立140周年を迎えました。150周年に向けた抱負を聞かせてください。

2040年には日本の18歳人口が88万人になり、大学へ進学する数は51万人弱と推計されている。現在より12万人減少することになる。一方で中国やインド、東南アジア、アフリカはターゲットとして今後有望な地域だ。日本の大学は今後、海外の学生を取り込まなければ生き残れない。

──海外に認められる大学とは。

今の日本の大学では世界に伍していけるとは思わない。活力がそがれたのは、明治維新以降行われてきたことの、成功の裏返しだ。世界の知を縦割りにして効率的に伝えてきた。その教育が思考力や想像力をそいでいる。そこから抜け出さないと競争力は生まれない。

今世界が直面している問題は、科学とともに原理、哲学の問題でもある。領域を超えて取り組んでいかなければならない。

世界各国の大学と結ぶ

──研究力をアピールしています。その狙いは。

ここ数年、協定を結ぶため海外の大学と交流してきたが、必ず「あなたの大学はどんな研究が強いのか」と尋ねられる。研究力がないと、海外の大学からは相手にしてもらえない。明治には世界で高い評価を得ている教員が多く、それを世界にアピールしていく。

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