創業から5年で300を超える医療機関に売り込み、解約率は0%。電子カルテやオンライン診療システムを手がけるナイジェリア発のベンチャー企業、ヘリウムヘルスは今、アフリカの医療を大きく変えようとしている。
同社の電子カルテはクラウド型で定額課金のサブスクリプションモデル、導入のしやすさと使いやすさがポイントだ。共同創業者のティト・オヴィア氏は、「フェイスブックやツイッターと同じ感覚で使えるようにした」と話す。
また、集まった医療データを匿名化して、製薬会社が治験対象者の募集などに使えるデータプラットフォームを手がけているのも特徴だ。
ナイジェリアの医療機関のうち95%は現在でも紙のカルテを使っていて市場は膨大だ。ただ「大半の電子カルテメーカーは零細企業で十分な資金がなく普及できなかった」(オヴィア氏)。一方、ヘリウムヘルスは創業の翌年、2017年に米起業家支援プログラム「Yコンビネーター」で採択企業となり、最初の資金調達を勝ち取った。
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