目標はデジタル時代のチンギス・ハーン
──アンドグローバルの強みは何でしょうか。
少額融資や電子決済、eコマースなど現在6つの事業を展開し、独自に開発した総合的なフィンテックソリューションを提供していることだ。
主力事業である少額融資サービスの「LendMN」は、まずAI(人工知能)によって利用者の行動分析をするAIスコアリングのアルゴリズムを開発。その後、何に応用できるかを考え、LendMNのサービスを開始した。
私たちは(投資家から)よくマイクロファイナンスの企業と認識されるが、本質はIT企業だ。モンゴルにとどまらず、こうした複数の事業で国外展開を狙っていきたい。
──なぜ丸紅やSBIなど日本企業と組んだのでしょうか。
モンゴル企業は自国でITサービスが開発できる。が、いざ国外へ提供しようとしてもうまくいかない。モンゴルのITはまだ世界で認められていないからだ。
さらに今の組織では国外進出のノウハウが乏しい。そこで日本の歴史ある企業と提携し、経験豊富なマネジメントを導入しようと考えた。
アンドグローバルのスピード感と、日本企業の豊富な経験はよいバランスになっている。「世界を目指す」という価値観も一致している。
──モンゴルでITが急速に発展した背景は?
ITの発展には数学教育が不可欠だ。社会主義時代に旧ソ連から受けた数学教育の水準の高さがモンゴルの大きな基礎になっている(モンゴルはもともと旧ソ連の衛星国)。
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