有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #超加速! 新興国ユニコーン

丸紅・SBIが戦略パートナー AI開発でモンゴルから世界へ インタビュー/アンドグローバル創業者兼会長 アナラ・チンバータル

3分で読める 有料会員限定
アンドグローバル創業者兼会長 アナラ・チンバータル
Anar Chinbaatar 19歳でモンゴルの通信会社にシステムエンジニアとして入社。退職後、数々の事業を立ち上げ、2017年にシンガポールでアンドグローバルを創業。モンゴルの子会社は事業開始後、同国で最短となる11カ月で上場を果たす。(写真:アンドグローバル)
モンゴルを代表するフィンテック企業となったアンドグローバル。その創業者で陣頭指揮を執るアナラ・チンバータル会長を直撃した。

目標はデジタル時代のチンギス・ハーン

──アンドグローバルの強みは何でしょうか。

少額融資や電子決済、eコマースなど現在6つの事業を展開し、独自に開発した総合的なフィンテックソリューションを提供していることだ。

主力事業である少額融資サービスの「LendMN」は、まずAI(人工知能)によって利用者の行動分析をするAIスコアリングのアルゴリズムを開発。その後、何に応用できるかを考え、LendMNのサービスを開始した。

私たちは(投資家から)よくマイクロファイナンスの企業と認識されるが、本質はIT企業だ。モンゴルにとどまらず、こうした複数の事業で国外展開を狙っていきたい。

──なぜ丸紅やSBIなど日本企業と組んだのでしょうか。

モンゴル企業は自国でITサービスが開発できる。が、いざ国外へ提供しようとしてもうまくいかない。モンゴルのITはまだ世界で認められていないからだ。

さらに今の組織では国外進出のノウハウが乏しい。そこで日本の歴史ある企業と提携し、経験豊富なマネジメントを導入しようと考えた。

アンドグローバルのスピード感と、日本企業の豊富な経験はよいバランスになっている。「世界を目指す」という価値観も一致している。

──モンゴルでITが急速に発展した背景は?

ITの発展には数学教育が不可欠だ。社会主義時代に旧ソ連から受けた数学教育の水準の高さがモンゴルの大きな基礎になっている(モンゴルはもともと旧ソ連の衛星国)。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数