平塚市は神奈川県の相模湾に面した部分のほぼ中央に位置する。市内に6つの河川が流れ、とくに東部の相模川は茅ヶ崎市との境界になっている。相模川と金目川に挟まれた地域には平野が、市の西側には大磯に向けて丘陵地帯が広がる。
人口は約25万7000人。JR東海道線などを利用して都心に通勤・通学する人も多いが、市内の工場や学校に来る人も多い。そのため、県内でも珍しく昼間人口が夜間人口を上回る街でもある。
この地域は江戸時代には宿場町として栄え、戦前には多くの軍需工場が立ち並んでいた。平野部を鉄道が走り、北には厚木など軍関係の施設が多かったことなどが理由だ。そのため、第2次世界大戦末期には幾度も空襲に遭い、市域の約8割が焼失したとされる。
有名企業の工場多数
現在は軍需工場の跡地を中心に多くの製造業の工場などが所在し、県有数の商工業都市となっている。代表的な企業としては日産車体、コマツ、第一三共プロファーマ、横浜ゴム、不二家などがある。
工場は主に相模川や金目川沿いに立地している。これは湘南地区の特徴なのだが、相模湾沿いには工場がほとんど存在しない。同じ県内で工業の盛んな藤沢市でも海岸沿いは住宅街が広がり、工場があるのは境川、引地川沿いだ。一説には、葉山の御用邸から見える富士山を含む景色に工場の煙突が入らないよう配慮されているともいわれる。
昼間人口の多い平塚では、商業も発展してきた。駅ビルのラスカ平塚をはじめ西友、ヤオコーがあり、2016年にはららぽーと湘南平塚が開業して話題を呼んだ。
毎年7月に開催される「湘南ひらつか七夕まつり」は「仙台七夕まつり」などと並ぶ日本3大七夕祭りの1つだ。また、レモンガススタジアムを本拠とするサッカーJリーグ・湘南ベルマーレに対する熱狂的な応援も有名だ。
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