昨年の今頃はコロナ禍でこのまま坂を転げ落ちるのか、2年連続で信頼を裏切ったら投資家の「丸紅離れ」が進むと、緊張感を持ちながら予算作りを行った。
それが、感染対策を最優先しグループ企業の多くで工場などの操業を止めずに新たなビジネスまでできた。結果、きれいなV字回復をしたのには感謝の気持ちでいっぱいだ。
逆に今期は、市況が異常に上がっているので予算を慎重に見ている。丸紅が今いちばんやっちゃいけないのは、イケイケの空気をつくること。挑戦するのは重要だけど、安易な見方は厳に慎め、と。
商社は今まで世の中が悪くなっても右肩上がりになろうと、何千億円という大型投資をやって浮き沈みの繰り返しだった。われわれは巨額の減損といういい経験をした。
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