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原動力は反トランピズム 米議会で急増する女性議員

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黒人・女性として初となる副大統領が20日に誕生する(AP/アフロ)

1920年に米国人女性が参政権を手にしてから1世紀。米政界では、女性の進出が顕著だ。1月20日にはバイデン政権の下、カマラ・ハリス氏が初の黒人・女性副大統領に就任する。

「女性が副大統領に選ばれるまで、2世紀以上かかった」。米ジャーナリストのジョディ・エンダ氏はNBCニュースへの寄稿文(2020年12月1日付)で、そう感慨深げにつづっている。女性と非白人のパワーが増す中、ハリス氏は米国社会の未来を反映する鏡だ。

女性初の財務長官、ジャネット・イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)前議長を筆頭に、先住民女性として初めて閣僚入りするデブラ・ハーランド下院議員(内務長官)など、新政権はダイバーシティー(多様性)に富んでいる。

女性の活躍は新政権にとどまらない。超党派の選挙資金調査団体「センター・フォー・レスポンシブ・ポリティクス」が20年12月に発表した共同報告書によると、米国では20年、女性の出馬・当選数が史上最多だったという。州知事選・議会選の全候補者に占める女性の割合は16年に25%だったが、20年は32%に増加。連邦議会でも下院28%、上院25%という記録的高さだった。

とくに躍進が目立つのが民主党だ。同党の下院候補者に占める女性の割合は、16年の28%から20年には46%に急増。その結果、1月3日に召集された新議会では、上下両院の女性議員数(共和党含む)が過去最多の142人に達した。

こうした女性議員増加の背景にあるのが「トランプ・エフェクト(効果)」だ。女性は男性より差別に敏感だといわれるが、トランプ氏の数々のセクハラ疑惑や人種差別、障害者への侮蔑、移民弾圧などへの反発が女性を行動へと駆り立てている可能性が高い。

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