決して安心できる状況ではありませんが、この新型コロナ禍の中でも「多くの方々の心に、元気と明るさを感じていただきたい」と、世界各地でスポーツイベントが開催され始め、どこの国でも選手たちの願いは皆同じと思っております。
日本のプロゴルフ界は少し遅れはしましたが、6月の末に女子プロゴルフトーナメントが開幕、男子ツアーの国内スタートは今年から「ゴルフパートナーPRО-AМトーナメント」として7月8日に第1回大会を迎える予定でしたが、状況に鑑み日程を2日間として、キャディーなしのセルフプレーでの「日本ゴルフツアー機構共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」としての開催となりました。ほとんどの選手が手押し電動カートでのプレーでいつもと勝手が違うはずなのに、表情は笑顔、笑顔。試合に戻れた喜びが立ち居振る舞いに表れ、その姿を見た私も心が選手時代に戻る思いでした。
試合に勝ったのは、最終日に見事なパッティングで開催コース取手国際ゴルフ倶楽部コースレコード61をマーク、通算14アンダーの関藤直煕。「関藤って誰?」という方も多いと思いますが、経歴を見ると広島県福山市出身、高校卒業後はオーストラリアに留学した経験を持つ22歳、帰国後は日本ツアーの出場資格がなかったのでしょう、2018年からアジアンツアー、それもその下部ツアーに参加、そして昨年はそこで2勝して賞金王になったようです。アジアンツアーは文字どおり国をまたいでの渡り鳥、それも下部ツアーですからアジアの各地で苦労も多かったでしょう、その経験が今回の優勝で報われ飛躍への第一歩となったはずです。関藤直煕は今季、日本ツアーのQTで11位に入っていますので9月開催予定のフジサンケイクラシックに出場するでしょうから、どうぞその戦いぶりにご注目ください。
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