がん治療の最適解を導く
[設 立]2011年4月
[資本金]1000万円
[社員数]30人
がん治療では遺伝子変異の違いによって最適な治療法を選ぶ動きが広がっている。適応するがん遺伝子を一覧にまとめたオンコパネルはその代表格だ。その1つ「東大オンコパネル」で、遺伝子解析データを基に治療法の調査、提案を行うのがテンクーだ。創業社長の西村邦裕氏(41)は東大アントレプレナー道場の1期生。「エンジニアリングで医療に貢献したい」という思いから、工学系研究科助教から転身した。
遺伝子解析の技術は日々進歩しているが、そのままでは使えない。解析データの中から抽出されたがん特有の遺伝子変異を基に、膨大な量の論文と照らし合わせて最適な治療法を導き出す。論文は、がん関連だけでも世界で年に20万本が公表される。これを治療に取り入れることは医師個人の能力を超えている。
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