解答は「コウジヨウジドウカ」でした

解説
かつては自動車と並んで日本経済を牽引した日本の電機産業。だが、バブル崩壊後の「失われた30年」を経て、家電、半導体、携帯電話などの市場は、韓国や中国のメーカーに奪われてしまった。
とくに、リーマンショック後の業績悪化を受けたこの10年は、電機各社の事業再編が加速。液晶事業でつまずいたシャープは台湾の電子機器受託製造会社、鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入った。不正会計や原子力事業の巨額損失に揺れた東芝は、テレビ事業、冷蔵庫などの白物家電事業を中国メーカーに売却。日本メーカーが一時代を築いたパソコン事業も、東芝、NEC、富士通、ソニーが放出。生き残りを懸けた事業リストラが進められてきた。
新たな収益源を探る
リストラによる収益改善後に求められるのは、新たな成長戦略だ。2009〜14年度の6年間に5度の最終赤字を経験したソニーは、ゲーム事業や半導体事業などを中心に復活。累計販売台数1億台を突破した「プレイステーション(PS)4」に続き、年末にもPS5を投入。また、現在スマートフォンを中心に高いシェアを誇っているCMOS画像センサーは自動運転車実現のカギとされており、車載分野でも注目を集める。
パナソニックは、米電気自動車大手テスラとの協業で、車載電池事業に注力してきたが、海外メーカーとの価格競争に巻き込まれ、収益化が進まなかった。そこで、IoT(モノのインターネット)技術を駆使し、家電製品や住宅設備をネットにつないで制御し、節電や快適な暮らしを実現するホームIoT領域に活路を求める。
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