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政治・経済・投資 #マンションの罠

「価格と品質の両立が課題過度な経済性は追わない」 デベロッパーに直撃4|三菱地所レジデンス

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うらて・けんじ 1989年藤和不動産(現三菱地所レジデンス)入社。商品企画部、広島支店などを経て、2019年より現職。(撮影:大澤 誠)

三菱地所レジデンス|2019年供給戸数|全国4位(3365戸)・首都圏3位(2277戸)(供給戸数は不動産経済研究所調べ)

──マンションの設備・仕様のグレードはどうやって決めているのでしょうか。

当社の物件を購入してくれた人を対象に、入居1年後にアンケートを取っています。この設備は便利だった、この設備は改善してほしいといった回答結果を、次の商品を企画するときに生かしています。「クローゼットのハンガーパイプは2列あったほうがいい」など細かく書いてあってとても参考になります。

専有部のみならず、共用部も同様です。駐車場については、管理会社の三菱地所コミュニティが管理している物件の駐車場稼働率を収集し、それを基に駐車場の空きを極力なくせるよう、設置率を検討しています。駐輪場については、ファミリータイプの物件の場合なら200%(1戸に2台)に近づけたいと思っています。

ただ、「ザ・パークハウス」という当社のマンションブランドの価値を維持するためにも、ある程度コストをかけた共用部は不可欠だと思っています。お客さんも商品性に期待されているので、共用部の設備・仕様を削って専有部を増やすという発想はありませんね。

──専有部でいうと、3LDKに比べ1LDKなど単身者向けの設備グレードが落ちる印象です。

ファミリー向けは実需のお客さんを想定して高いグレードにしています。が、単身者向けのコンパクトタイプは実需のお客さん以外に投資目的のお客さんもいます。実需のお客さんをターゲットにする物件なら分譲用のグレードの高い仕様にしますが、投資のお客さんをターゲットにする物件なら賃貸管理のしやすさを優先して、シンプルな仕様にします。

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