解答は「シヨウヒンセンリヤク」でした

解説
外食業界は栄枯盛衰甚だしい。つい先日まで勢いのあったチェーン店が急に失速する一方、赤字に転落していた企業が瞬く間にV字回復する。
「いきなり!ステーキ」人気で業績を伸ばしてきたペッパーフードサービスは、いきなりの赤字転落。18年12月期の純損益1億円の赤字に続き、19年12月期は同27億円の赤字となった。社長直筆の「お客様のご来店が減少しております。このままではお近くの店を閉めることになります」との店内メッセージも不評を買った。また居酒屋チェーン鳥貴族も19年7月期の純損益は上場以降初となる2億8600万円の赤字だった。閑古鳥が鳴く店もある。
どちらも過度の出店が業績急落の大きな原因と指摘される。類似の焼肉・焼き鳥店が増える中、同社店舗間で客の奪い合いが生じ、出店ラッシュは閉店ラッシュに急転した。
19年2月期まで16期連続で増収増益だった「熱烈中華食堂 日高屋」のハイデイ日高も失速ぎみだ。同年9〜11月期の単独決算では、営業利益は前年同期比29%減の7億円にとどまった。18年に一部メニューで踏み切った10〜30円の値上げは、低価格メニューを売りにしていただけに客離れを招いたとされる。
苦戦していた企業の復活にも目を向けたい。共通するのは、経営者やマーケッターによる商品戦略の奏功だ。
日本マクドナルドホールディングスは初の外国人社長兼CEOサラ・カサノバ氏の手腕が評価される。全国各地の店舗を巡り随所で客の声に耳を傾けるなど地道な実態把握に努め、商品戦略では「おいしさ向上宣言」を掲げてコーヒーなどの定番商品を強化した。
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