2019年はSaaS業界の「夜明け」だった。当社が株式上場した17年に、このサービス形態に反応する人は少なかった。導入コストの低さや機能アップデートの早さなど、SaaSならではの利点が少しずつ理解されてきたが、19年はSansanなど有名どころの上場が相次ぎ、より注目度が上がった。
一方で、セールスフォース・ドットコムなど強大な海外勢との競争も始まっている。広告、ネット通販など消費者向けサービスではGAFAの支配に対する危機感は強まっているが、法人向けも状況は同じだ。われわれとしては、海外勢では展開しにくいウェットな施策を重視する。例えばクラウド会計ソフトの導入企業に対しては、サービスを使いこなしきちんと生産性が上がるまで徹底的なサポートを行っている。全国の商工会議所や会計事務所とのネットワークがここでは生きてくる。
この記事は有料会員限定です
残り 230文字
