解答は「コウツウセイサク」でした

解説
目的地までの鉄道の所要時間が4時間のボーダーラインを切ると、空路より優位になるとされる「4時間の壁」をめぐって空陸交通のシェア争いが激化している。
今年は、東北・北海道新幹線の東京─新函館北斗間が最短3時間58分と、4時間を切った。5月には、最高時速がこれまでより40キロメートル速い360キロメートルの次世代新幹線開発用車両「ALFA-X」(アルファエックス)の試験走行もスタート。ボトルネックになっている青函トンネル内の走行速度制限も国土交通省の交通政策審議会ワーキンググループで検討が続けられ、2030年の北海道新幹線の札幌延伸に向けて、さらなる高速化を目指している。
新幹線とすれ違う際の風圧による貨物列車の荷崩れを防ぐため、青函トンネル内に設けられた時速140キロメートルの速度制限が今年3月のダイヤ改正で緩和され、最高速度が160キロメートルにまで引き上げられた。これにより、16年の北海道新幹線開業以来、赤字に悩むJR北海道にとって悲願だった4時間の壁の突破が実現。20年度までに210キロメートルへの引き上げを目指し、試験走行による検証が続く。
北陸新幹線の金沢─敦賀間は、23年の開業予定が近づき、県都・福井駅は再開発が活発化。九州新幹線(西九州ルート)新鳥栖─武雄温泉間は地元・佐賀県との交渉が難航するが、武雄温泉─長崎間は22年開業が予定される。
品川─名古屋を約40分で結ぶリニア中央新幹線も8年後の27年に開業予定。大井川の水量減少のおそれから静岡県の認可が下りず同県内の着工遅れが懸念されるが、37年以降とされる新大阪延伸後は、品川─新大阪は70分弱で結ばれ、東京・名古屋・大阪の3大都市圏を一体化するスーパー・メガリージョン構想が現実味を帯びる。
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