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W杯・五輪前に見直すべき日本の防犯対策 飛行機と比べて手薄な新幹線のセキュリティー対策

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9月20日、ラグビーワールドカップが始まる。来年には、オリンピックも控えている。スポーツのビッグイベントで多くの外国人観光客を受け入れるに当たり、わが国のセキュリティー対策は万全だろうか。

筆者が気になるのは、多くのビジネスパーソンや観光客が頻繁に利用する新幹線だ。新幹線のセキュリティー対策は、同様に長距離の大量輸送を行う飛行機と比べて手薄である。駅と駅に一定の間隔があり長時間密室となる新幹線は、十分にテロの標的となるはずだ。

実際新幹線では、過去にいくつもの悲劇が発生している。2015年には、新横浜─小田原間の新幹線車内で、70代の男が自ら持ち込んだガソリンをかぶり、焼身自殺を図った。18年6月には、20代前半の男が、ナタで男女3名を殺傷した。ガソリンもナタも、手荷物検査があれば車内持ち込みができなかったであろう危険物だ。

諸外国では、長距離鉄道に乗車する際、手荷物検査をすることが少なくない。中国では地下鉄でも検査が行われる。長距離鉄道の切符購入は記名式で、身分証明書の提示が必要だ。日本でこのようなセキュリティー対策がない理由について、交通事業者は「日本は乗客が多く、諸外国のようなセキュリティー対策は現実的ではない」と言うが、本当にそうだろうか。

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