8月の初め、なんとプロ1年生の渋野日向子が42年ぶりの快挙、1977年に樋口久子プロが全米女子プロ優勝以来の、世界のメジャー大会・全英女子オープン優勝で日本中が沸きに沸き上がりました。男女プロとも、いやジュニアゴルファーまでもが刺激を受け、心ひそかに強く世界に目を向けるようになるんでしょう。
振り返れば私も、そんな一人だったのかもしれません。以来、世界を旅することになるんですが、ゴルフコースは戦いの場、コースが美しいと思ったことが過去ありませんでした。が、今年7月に開催された全英オープン(男子)では、テレビ解説者としてロイヤルポートラッシュGCのコースを歩いたのですが、小高い丘の上に立つと遠くの島々や近くの海岸に寄せる波が実に美しく見えたのです。このコースは15年前に全英シニアオープンが行われ、当時61歳の私も選手として参加し、22位タイとしてまずまずの成績を残しているのですが、驚いたことがもう1つ。テレビ中継の場合、練習日にコース全体を下見するんですが、コースを記憶することには自信のある私が「あれ、昔こんなホールがあったかな」、そんな場面がたびたびあったのです。スタッフに聞くと、全英オープン開催に当たりコースを大改造したとのこと。より多くのギャラリーが試合を観戦できるよう、16番ホールを最終18番に変更したというから驚きです。優勝は地元ファンの期待どおりアイルランド出身のシェーン・ローリー。ファンの熱気はすごく、まるでサッカースタジアムにいるような声援が18番ホールに響き渡りました。
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