栃木県は、日本でベスト3に入るほどゴルフ場の数が多い。2015年の文部科学省による体育・スポーツ施設現況調査によると、1位が北海道で244コースある。2位が千葉県で165コース。そして栃木県は、153コースで3位となっている。
その栃木のコースへ、2泊3日の計画で友人とプレーしてきた。平日プレーなのでさほど混んでいないだろうと思っていたら、38組と満杯に近い状態だった。その日はセルフプレー日で、昼食付きのプレー代が、3000〜4000円ほどであった。ぐるりとゴルファーを見渡すと、中年、というよりも定年後のシルバーエイジがほとんどだった。もちろん僕たちも同類なのだけれど、退職金・年金生活者にとっては、この価格は魅力的だ。聞けば、プレー代がちょっとでも値上がりすると、ゴルファーは敏感で一気に減少するという。
僕がプレーしたコースの1つは、メンテナンスも合格点。もう1つは、もうちょっとなんとかすればいいのに、と落第点をつけたかった。でも、その価格帯でプレーするゴルファーは、どちらにしても不満を口にしないという。むしろ少しでも安くプレー回数を増やしたい、というのが本音らしい。
そうかと思えば、千葉県近辺では、プレー代が高くても人気があるコースもある。二極化の現象は、どんどん加速している。
栃木のコースで年齢層の高さに驚かされ、ゴルフ界が、さかんにジュニアや女性ゴルファー層を増やす活動をしていることに、ふと疑問を感じた。僕たち団塊の世代がさらに高齢化していくとどうなるのか。次の世代が同じように頻繁にゴルフはしないだろうから、ゴルファー減少になる。だからといって今のジュニアや女性層に啓蒙していくという図式だけでいいのだろうか。
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