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ランチや昼寝ができる、人の居場所をつくり出す寺 寺が変わり始めた!

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  • 星野 哲 立教大学社会デザイン研究所研究員
ふらりと立ち寄り住職と雑談する家族(名古屋市の教西寺、撮影:筆者)

名古屋市昭和区の住宅街で、オレンジ色がかった朱色の伽藍(がらん)がひときわ目立つ教西寺(浄土真宗本願寺派)。訪ねると、本堂では子どもたちが鬼ごっこで走り回っていた。奥座敷では、紙でハスの花を作るワークに参加した女性が、世間話に花を咲かせている。鹿児島から引っ越してきて、2018年3月に教西寺の納骨堂に墓を移したという家族は、「お墓参りのついでに」と立ち寄り、住職の三宅教道さん(46)と玄関近くのソファで茶飲み話を始めた。

教西寺は、地域の人たちが集う「居場所」だ。影絵劇の上演や、子どもたちが勉強したり遊んだりする「寺子屋」の開催。ヨガ教室やコーラスサークルもある。LGBT(性的少数者)やグリーフサポートなどの学習会や語り合いもよく開かれる。月に1度の「よっ寺ぁ」は、「おいでよ」の意味の名古屋弁「よってらぁ」をかけた。寺を開放し、好きなように空間を使ってもらえるようにしている。活動が幅広いから、足を運びやすい。

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