クラシックになじみのない人にはあまり知られていないが、東京はプロフェッショナルオーケストラ(室内オーケストラを除く)の数が世界一多い都市だ。
「日本オーケストラ連盟」に所属している東京都のオーケストラ数は9団体。これは音楽の盛んなパリやニューヨークなどを抑えて堂々の第1位にランクされる。しかも、その9団体が少なからぬ数のコンサートを定常的に行っているのだ。このことからも、東京が世界有数の音楽市場であることを改めて実感できる。
ややこしいのは、9つのオーケストラのうちの5団体の名称に「東京」がつくことだ。「東京交響楽団」「東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団」「東京都交響楽団」「東京ニューシティ管弦楽団」「東京フィルハーモニー交響楽団」など似たような名前が並ぶ。これらのオーケストラの違いはいったいどこにあるのだろうか。それ以前に、オーケストラや指揮者の違いによって音楽は変化するものなのだろうか。
その疑問に答えるイベントが、川崎駅前にある「ミューザ川崎シンフォニーホール」で開催される「フェスタサマーミューザKAWASAKI 2019」(7月27日〜8月12日)だ。年に1度、首都圏の主要オーケストラが集まるこの音楽祭は、まさに“オーケストラの祭典”と呼ぶにふさわしい。
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