昨今のPCのモバイル化は、リモート勤務であっても普段どおりに仕事ができる環境を実現した。オフィスに縛られないツールこそが、働き方改革のインフラといえるだろう。
その一方で、失われたものもある。それは快適で効率的なデスクトップPCでの作業だ。
処理性能についてはすでにノートPCやタブレットでも申し分ないが、その最大の違いは、入力インターフェースだ。デスクトップPCにはより使いやすいキーボード、マウス、テンキーが備わっており、入力スピードが思考速度により近づく。そして広いディスプレーは、複数のウィンドーを開いたうえで行う並列作業をよりスムーズにする。
並列作業というと高度に聞こえるが、実際はそうではない。普段の仕事でよく登場することだ。
例えば会議や自分のアイデアをまとめたメモを見ながらスライド資料に落とし込んだり、ウェブサイトで統計データを調べながら表計算ソフトでグラフを作ったり。デスクトップPCの広い画面で左右に異なるアプリを並べると、小さなノートPCで頻発するアプリ切り替え作業の煩わしさから解放されるのだ。
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