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トランプ氏に激しく幻滅、米国に現れた反発と変化 リベラル派の巻き返しが始まっている

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トランプ政権の2年に対し、リベラル派の巻き返しが始まっている(AP/アフロ)

トランプ政権誕生から2年。民主党支持者は前向きな気分で新年を迎えている。

トランプ氏が大統領に選出されたとき、進歩派の人々はショックを受け、動揺し、腹を立てていた。リベラルな価値観を持つ人々にしてみれば、トランプ氏は自由や幸福の追求という米国の理念すべてに背を向けているように見える。

サンフランシスコにいる友人が何カ月か前にこんな話をしてくれた。知り合いという知り合いに片っ端から中間選挙に行くよう呼びかけていたというのだ。

努力は実を結んだように見える。選挙情報を集計している「米選挙プロジェクト」によれば、昨年11月の中間選挙の投票率は50%強と記録的水準に達した。大統領選挙でしか見られないような高い投票率であり、中間選挙としては過去100年間で最も高い。

「中間選挙では歴史的な大波が起きた」と語るのは、リベラル系の有力市民団体「ムーブオン」のアナ・ギャランド氏だ。「私たちが目にしたのはトランプ氏と同氏の政策に対する激しい反発だ」。

中間選挙では民主党が下院過半数を奪還したとはいえ、共和党が上院過半数を維持した。そのため、リベラル派の中には肩を落とした人もいないわけではない。ただ、民主党が上院で過半数を奪う見込みはほとんどなかった。今回改選となった上院35議席の大半を民主党が押さえていたからだ。

しかし下院では、41議席が共和党から民主党に覆るという数十年来の変化が起きている。しかも、以前なら考えられなかったほど多様な候補者が当選した。

シカゴ郊外の保守的な選挙区では、30代の黒人看護師が対抗馬を破って当選。ミシガン州とミネソタ州ではイスラム教徒の女性議員が2人、ニューメキシコ州とカンザス州では先住民の女性議員が2人誕生した。上院でも、バイセクシャルであることを公表している人物がアリゾナ州から全米で初めて議員に選ばれた。同州では女性の上院議員も初めてだ。

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