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住友商事が躍起になる第2のJ:COM探し YouTuberにも食指

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母親から渡されたスマートフォンで幼児が見つめているのは、あるYouTuber(ユーチューバー)の作った動画だ。テレビの子ども向け番組を想起させる内容で、軽快な音楽や効果音が、登場する子どもたちの楽しそうな姿を際立たせる。子をあやしたい親にも人気が高いようで、再生回数が1300万回を超える動画もある。

アルファボートの運営するYouTubeチャンネル(上)。キッズラインによる動画は親子に人気だ(下)

動画を作成したユーチューバー「キッズライン」は、住友商事の子会社が今年4月に設立したAlphaBoat(アルファボート)に所属する。キッズラインのようなクリエーターをアルファボートで発掘・育成し、ネットやスマホに慣れ親しんでいるデジタルネイティブ世代に響くコンテンツの制作を目指す。さらに、企業がユーチューバーとタイアップする動画も増えてきている。そこでクリエーターの動画制作を支援する傍ら、企業など広告主と彼らのマッチングも行う。

住商の南部智一専務は、「今はクリエーターを育てている段階で収益化はまだ先のこと」と話す。ただ近いうちに日本でもネット広告に費やされる金額がテレビ広告を上回るとみられている。アルファボートの狙う市場は今後も伸び続ける可能性が高い。

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