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ライフ #定年後おカネ大全

大企業株=低リスクは間違い 旬の大企業は長期投資に不向き

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わたなべ・せいじ●1990年野村証券入社。2014年四季リサーチ設立。16年複眼経済観測所(現複眼経済塾)設立。投資番組出演多数。(撮影:尾形文繁)

大型株への投資は安全で中小型株は危ない、という考え方は間違いだ。大企業も経営危機にしばしば陥るし、多くの人がウォッチしているので儲けを出しにくい。その点、中小型株投資はライバルが少ない。

長期投資で避けたいのは、これからの成長が限られている銘柄を高値づかみしてしまうこと。学生の就職人気ランキングで上位に入るような、輝いている旬の大企業は、長期投資の対象としては不向きなことが多い。

長期投資銘柄の選び方に関し、私は4つの条件(→関連記事へ)を提唱している。またいくつかの投資指標を見たり、新聞や経済誌を読んだりと、どういった形でも構わない。ただ投資の際には、子どもにも説明できるくらい明確なストーリーを持っていなければならない。

私は野村証券在籍時から『会社四季報』を1ページ目から最後のページまで読む「四季報読破」を20年以上続けているが、最近興味を持ったのが、2015年9月に上場したばかりの「STUDIOUS(現TOKYO BASE)」という会社だった。

「国内ブランド特化型のセレクトショップ」と特色に記載してあり、出店ペースが加速していて業績も拡大しているので将来性を感じて投資してみることにした。実際に店舗を訪れてみると、品質の高い日本製の商品がそろっている。株主総会に出席して、谷正人代表取締役の熱い思いにも触れることができた。結果的に同社の株価は、上場後半年ほど停滞していたが、そこから1年超で約20倍になった。

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