ゴルフの楽しさはいろいろあるけど、年齢に関係なく同じ土俵でプレーできるのも、その一つですね。おじいちゃんがお孫さんと並んで笑顔でコースを歩く、想像しただけでも美しい光景です。
さて、今年の日本プロゴルフ選手権大会は谷口徹が50歳3カ月とメジャー大会最年長優勝でしたが、優勝インタビューで流した涙は多くの方々に感動を与えたに違いありません。優勝直後は一仕事終えた安堵感で胸がいっぱい、本来は新聞の見出しになるような一言を言えればいいんでしょうが、出てくるのは涙だけ、でも男の涙もいいもんだと思いましたね。
昔から谷口の日頃の努力は聞いていましたが、地元奈良を中心に子供たちへのチャリティ活動にも長いこと熱心で、時には子供たちとアプローチ合戦をすることもあるらしいんですが、負けるのが大嫌い。子供と左打ちでプレーをして負けても、何か言い訳をするらしい。
実は私も負けるのが大嫌いでしてね。どんな相手と回っても勝つのが当たり前、負け癖が体にしみ付くのが嫌なんですね。相手が素人だからいいや、今日は雨だからいいや、心の中に何か「負けてもいい言い訳癖」がなじむと、それが試合のとき顔をのぞかせるんです。ですから友達と回る時も「俺、日本オープンと同じ気持ちで回るぞ」そう宣言して回るんですが、ゴルフの一打一打への入魂は遊びも試合も分けちゃいけないんですよ。
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